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国会開会、解散総選挙へ

2024.10.02 13:30

昨日、臨時国会がスタートしました。

開会前に解散の予定が告知されるという異例の国会であり、多くの政党が反対する中、会期は9日間と設定されました。

首班指名において、私は愛知県の参議院議員である伊藤孝恵さんに一票を投じました。

「育児と仕事と介護との両立がこんなにも苦しくない社会をつくりたい」。そう痛感し、政治を志した伊藤孝恵さん。

個々人のそれぞれの人生に寄り添い丁寧にその悩みにこたえる。それが個々人の人生の満足度を高め、結果として、秋田と日本が抱える最大の課題、人口減少の課題の解決にも繋がると確信しているからこそ、孝恵さんが今の時代の舵取り役に最も相応しいと私は考えています。

石破総理は、長らく自民党内において常に筋の通った意見を述べていたため「党内野党」と言われてきました。

でも、総裁選が終わった途端、総理になる前から解散について明言し、結局は「表紙を変えた直後のご祝儀相場での解散」を指向するのでは党利党略との批判は免れず、これまでの政権と何が違うのかと残念に思っています。

新内閣も発足しましたが、国民には馴染みのない方々も多く、何より石破総理ご自身も近年は大臣などを務めてこられなかったことから、その考えは広く知られているとは感じられません。総理をはじめ、各大臣らのお考えを十分に知る機会も時間も与えられず、地震と大雨による二重の災害で仮設住宅等で被災をされた能登の方々への支援もままならず、また、中東をはじめとした国際情勢も緊迫する中、いったい今後どのようにこの日本という船の舵取りをしていこうというのか、具体的な施策についての情報も一切ないままに、国民の判断を問う選挙が行われようとすることに、多くの方々と共に非常に困惑しています。

そして、総選挙に臨み、石破総裁がこれまで疑惑を持たれた議員に対してしっかりとケジメをつけた対応をするのか皆が注目しています。私が議員となったこの5年間だけでも、裏金問題をはじめ、賄賂・買収など、与党自民党では13名もの逮捕者・起訴される国会議員が出るという極めて異常な事態が続いているからです。

裏金問題で起訴されたり、党員資格停止となった議員はごく一部。この選挙によっても、いわゆる裏金議員を公認し、こうした問題がうやむやにされたままになるのであれば、「時間が経てばどうせ忘れるだろう」と国民を軽んじているようにしか私には感じられません。そして、そうした政治家の甘い見方に反して、多くの方々は冷ややかに呆れ憤っています。

選挙を終えるひと月後、一人でも多くの方が、政治に希望を持てる、信頼できると思える状況になるよう、私なりに努力を尽くして参ります。


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