2025.07.17 20:50
今でも思い返す、6年前の選挙の時に頂いたメッセージがあります。
「昨日、お友達で知的障がいをもつ女の子を連れて期日前投票に行ってきました。
今まで迷惑がかかることを心配して一度も選挙に行ったことがなかったそうです。でも、何週間も前から、ひらがなですが、静さんの名前を書く練習をしたんですよ」と。
本当に、貴重な貴重な一票を授かり、苦しい選挙戦を乗り切る大きな励ましを頂きました。
あれから6年。
今回はすでに投票に行って下さったそうで、選挙の報道が始まった先月から、
「『早く投票に行く』と毎日言われてお母さんが参っていた」と伺いました。
任期中、細かい運用改善などで努力はしてきましたが、とりわけ障がい者福祉については非常に壁が高く、大きく前進させるような成果は残せず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それでも、今回の遊説の最中、障がいをお持ちの方、福祉施設の関係者の皆様、ご家族から本当に多くの激励を頂きました。
数日前にも、とあるところでこんな言葉を掛けていただきました。
「うちの息子は絵を描いている。障がいのある息子の絵を見にきてくれたと聞きました。うちの家族はみんな寺田さんに投票します」
そんな風に言われ、胸がいっぱいになり、「有難うございます」と答えるのが精一杯で、それ以上の言葉が見つかりませんでした。
声なき声に耳を澄ませ、光の当たらないところに光を当てる努力をこれからも続けていきたいー。
6年前の選挙の時に掲げた、
「大人も子どもも高齢者も障がい者も笑って暮らせる社会をつくる」ために、これからも一生懸命働いていきたいと思います。
お一人おひとりの、大事な一票とお寄せ頂くご期待に感謝しながら、残りの2日間、全力で頑張って参ります。