2019.07.12 13:42
本日で参議院選挙9日目。
折り返し地点の今日は、雨のスタートとなりました。
毎日沢山の方に支えていただきながら、無事に前半の遊説を終えられたことを感謝しています。ひと月前にはどうやって全県に貼るのかと悩んでいたポスターも、くまなく全て貼られているのを見るにつけ、本当に多くの方の力をお借りしながら今があることを思います。
遊説の中、小さなお子さんからも手を振ってもらうことがあります。先日は、うちの子より小さいのに、酸素吸入器を使っているお子さんが、そして昨日は、身体を保護者の方に支えられながら出てきてくださった、恐らく障がいをお持ちのお子さんの姿がありました。
そして、選挙戦が始まってからも、
「私もあなたと同じ。弟を亡くした」
「生活保護を受けているが精神的に辛い」
「治療費が高くて、これ以上治療費を払い続けられない」
本当に多くの方から、ご自身の抱える悩みを打ち明けてもらいました。
なぜ、初対面の私に多くの方が悩みを打ち明けてくださるのか、理由は様々あるかもしれませんが、恐らく私自身が、自らの過去や想いを隠すことなくお話ししたことが、打ち明けてもらえるきっかけとなったのかもしれません。
悩みは、人それぞれだと思います。
悩みのない人でも、悩みは突然やってくるのかもしれません。
ひとり親家庭の経済的な苦しさ、怪我や病気で働けなくなった、介護、介護による離職、虐待、子供の貧困、不登校、障がい、失業、自殺。
多くの困難が、人生の歩みの中にあります。そうしたことの一つひとつに手が差しのべられる社会でなければ、誰もどんなに貯金があっても不安なのだと思います。
「あなたならわかってくれると思ったから」と、打ち明けてもらう嬉しさと共に、その方々が、今まで政治を頼りに出来なかった現実を知り、自分の役割を再認識してエネルギーに変えているところです。
安心な社会をつくるには、皆さんから寄せられた不安の声の一つひとつに寄り添って、解決していくこと。
本当に助けるべき人を見れば、答えは自ずと見えてくる。
そのことを信じ、諦めずに頑張っていきたいと思います。
7月12日
てらたしずか
お昼休憩の「道の駅おがち」にて