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年末にあたり

2019.12.31 13:23

年末にあたり、改めてこの激動の1年間を振り返って、このページをご覧いただいている皆様に感謝の気持ちをお伝えしたく机に向かっています。

年号の変わった今年の7月、候補者となる蛮勇があっただけの私に、たくさんの方々、本当に多くの皆様から心を寄せて頂き、力を与えて頂きました。そのことに改めて感謝を申し上げます。

正直、お引き受けをした時には、候補者となる覚悟はしていても、本当に議員になるという覚悟までできていたかといえば、そうではなかったと感じます。お引き受けしたからには力の限り頑張る、でも、やはり最後は負けてしまうのではないか。そんなイメージが最後まで頭から離れませんでした。選挙の序盤や中盤に情勢が良いと言われ、緩むなよとお声を掛けていただくこともありましたが、私のイメージは、最後は大きな力でねじ伏せられるという悲観的なもの。それでも、様々な思いを寄せて応援してくださる皆様を悲しませたくないという想いで、最後の五日間は身体が悲鳴を上げながらも、痛み止めを使い、多くの方の力をお借りして文字通り最後まで全力を尽くすことが出来ました。

本当に、一人ひとりのお気持ちに支えられた夏でした。
選挙戦、最終日、このようなメッセージをメールやFacebookで頂きました。

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一人では、投票所にいけないので、父と手を繋いで行ってきました。
毎日FBをチェックし、街頭演説の動画を見て(がんばれ!、がんばれ!)と応援しています。
48年選挙していますが初めてです。
信じて結果を待ちます。
父。
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ご自身のことをお伝え頂いたものと思いますが、お父様が代わりにメッセージを下さったものと思います。最後に記された「父」との差出人の表記が、様々なことを想像させてくれました。

また、このようなご連絡も頂きました。

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昨日、お友達で重度知的障害の女の子を連れて期日前投票に行ってきました。
今まで迷惑がかかることを心配して一度も選挙に行かなかったそうです。
でも、何週間も前から、ひらがなですが、静さんの名前を書く練習をしたんですよ。
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私が7月に授かった242,286票の一つひとつが、皆様の気持ちが込められた大事なものです。

寄せられる声に支えられ、時にそのあまりの重みにたじろぎ涙を堪えながらも、本年の歩みを無事に終えられることを感謝しております。
候補者となることを決め活動を始めた時から、本当に多くの方々の温かい想いに支えられながら、議員として送り出していただき、政治家としての一歩を踏み出しました。
政治家になったからといって、私個人が何か特別な力を授かる訳ではありません。
ただ、何かわからないことを知ろうと思えば、いつでも役所の方なり専門家の方などに教えを乞うことができる。そして、皆様から頂いた声を政治の場に届けることもできる。
こうした立場を得たからこそ、今までお話しすることも叶わなかった方も私の関心事項に耳を傾けてくださる。そうした変化を感じます。

私自身に課せられた役割を絶えず考えながら、そして、いくら耳を澄ましていても、私の元に届く声は氷山の一角であることを肝に銘じながら、間違いのないように進んでいきたいと思います。

来たる年も多くの方からお声を賜ることを切に願いつつ。

写真は、東京と秋田のスタッフと共にきりたんぽを囲んで

令和元年12月31日
てらた しずか


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