2021.11.18 14:16
この度秋田県横手市で発生した鳥インフルエンザの養鶏場等ご関係の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
さらなる被害拡大を防ぐため、一刻の猶予も許されぬと24時間体制で対応に当たられた県職員、自衛官、横手市とJA秋田ふるさとの関係者の皆様に心より敬意と感謝を表します。
ひとたび発生すれば甚大な被害につながりかねない鳥インフルエンザについて、私も改めてきちんと認識する機会となりました。農水省にヒアリングをしたところ、秋田の迅速な対応と情報公開に評価をいただきました。
市議、県議の皆さんとも連携し、農家の皆様の失意と経済的な被害等にしっかりと補償ができるように目配りをしたいと思います。また、発生後の対応は殺処分と消毒に尽きるので、生き物を手にかけるという心身の負担も相当なものがあります。作業にあたる中で、嘔吐して救急搬送された事例、水たまりに足を取られ靭帯を損傷した方もあったとの記事もありました。誰もが自らは望まない辛い作業を公務として担う県職員や自衛官の皆様らの重責、もしかしたらこれから生じるかも知れない健康被害等に心を寄せていたいと思います。
空を飛び交う白鳥を眺めつつ、まもなくやって来る厳しい冬、原油高によるガソリンや灯油の価格の高騰の中でさらに厳しさを増す北国の暮らしと営みの辛さを見つめ、皆様の声に耳を澄ませつつ、課せられた役割を果たしていきたいと思います。