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被災地の子どもの居場所

2023.07.31 16:57

大雨による被害に遭われた皆様には改めてお見舞い申し上げますとともに、ボランティアや行政・民間で支援にあたられる皆様には、猛暑の中で連日作業にご献身いただいております事を心より御礼申し上げます。

秋田市に次いで被害の大きかった五城目町では、もともと高齢化率も高いということもあり、被害に遭った住宅等の片付けにもまだまだ人手が足りていません。猛暑により水に浸かった家具等が腐敗しカビも生えるなど現場の作業も非常に厳しいものとなっています。

あれこれを終えて子どもを寝かしつけ、やっと夫婦でほっとひと息をつくとき、こうして心身ともに安らげるはずの自宅が住むことができない状態にある方達のことを思い、その辛さはいかばかりかと改めて胸を痛めています。我が家は借家ですので、それがもし長年住み慣れた大切な自分の家であったり、ローンを組んで手に入れた念願のマイホームであったらと思うと、その喪失感は想像を絶するものがあります。

秋田市でも、五城目町でも、同世代の民間の有志が自分たちの得意を活かしてボランティア組織を立ち上げて連日支援にあたっています。

先週末は秋田市と五城目町にて、被災した自宅の片付けをする際などにお子さんをボランティアで預かっている居場所をそれぞれ見せていただいてきました。復旧作業にばかり気が入ってしまい、その間の子どもの居場所まで考えが及んでいなかったので、本当にありがたい取り組みだと思いました。子どもの居場所について常日頃様々意見交換をさせていただいたりしているNPO法人カタリバさんのご支援により、これまた以前から子育てや学校のあり方などで意見交換などをさせていただいている秋田市の石岡さん、同じく五城目町の松浦さんがそれぞれ運営をされています。

五城目町では、ご実家が被災したという町外にお住まいの方々が週末に子どもをここに預けて片付けをしているという場合もあるそうです。どちらの場所も子連れでお邪魔しましたが、お話を伺っている間、私の子どももあっという間に他の子どもたちと遊び始めていました。私もそうですが、夏休み、子どもを見ながらではなかなか色々な作業は捗らないもの。片付けの間子どもがなあと思っている方、周りに被災をした自宅やご実家などの片付けをされている子育て中のご家族がいらっしゃる方にこうした情報が届きますように、こちらをご覧になった皆様にもお声かけのご協力をお願いできればと思います。五城目町の居場所は平日のみとなりますが、日曜には朝市通りの「ただのあそびば」が同様に預かりを実施しています。

石岡さんも松浦さんも、どちらもご自身のお子さんの子育ての真っ最中の子育て仲間でもあります。お気軽にご相談ください!

尚、五城目での取り組みは寄付を募りながら続けられています。一人でも多くの子どもたちを支援するために、皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。ご寄付に関する情報は下記をご覧ください。

https://www.gojome2023.com/?fbclid=IwAR1-rSzlxpuJbNyMvuCTFpGHN-XfsuSeRCDwKyWo2JtnedF3S5qRw6jItEY


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