2023.08.15 17:24
お盆のお墓参りに出かけましたが、本当に暑い日が続いています。秋田でも予想最高気温は36℃とも。県内にも熱中症警戒アラートが発令されました。
環境省が発表した2100年の天気予報では、秋田県の夏の気温は42.5度。そのような真夏日が40日ほど続くことが予想されており、3年前に目にした時にはそんなバカなと思ったものですが、この暑さでは2100年を待つことなくそんな日も来るのではないかとも思わされます。
我が子に言われたのは、「もっと昔に生まれればよかった」との言葉。?と思ったら、「だってこれから地球は大変なことになるんでしょ。ズルい。もっと昔に生まれてたら大丈夫だったのに。」
昔は昔で戦争もあったのだしもっと別の苦労が・・などと言おうとも思いましたが、ズルい、という言葉は私の胸に刺さりました。そのような世代間不公平を小学生でも既に感じとっているのだなと感じたからです。
今月24日、田原総一朗氏と対談する「田原カフェ」にお招きいただき参加させて頂きます。
「朝まで生テレビ!」で激論を交わす様子が有名な田原氏ですが、この「田原カフェ」は田原氏がより若い世代と対話をしたいとのことで行われているもの。
私自身は「朝まで生テレビ」のような雰囲気が苦手な性格。相手の言葉を理解して胸に落とし、自分の考えや感覚に照らしてから、自分の言いたいことを考え、それが真実か、今のこの場面で言うことが必要か、相手にとって親切か、というようなことを加味してからでなければ、特に公的な場では発言したくないと考えているので、あのような丁々発止のやり取りがなされる場や田原氏とはご縁がないものと感じてきました。
一方この「田原カフェ」は、相手との対話を重視し、一般参加者も発言する、朝まで生テレビとは異なったものであるとのこと。冒頭の子どもの言葉もあって、気候問題等における世代間不公平の是正や、若者の意見をより政治の場に活かすことを考えてきたこと、田原カフェを運営する20代の田中氏からお誘いを賜ったこともあり、今回思い切って参加させていただくこととしました。一期生議員で、選挙前までは子育て中のアルバイト兼主婦であった私としては、田原さんと対談するような機会はやってこないと思っていましたが、でも、その普通に生活する子育て中の女性の感覚が政治の場にほとんど活かされてこなかったからこそ、ごく普通の生活感覚からかけ離れた政治が行われ、それが原因で今の日本は停滞してきたとの思いがあります(加えて申し上げれば、「朝まで生テレビ」も普通に子育てをしていたら参加はおろか観ることも難しい、と内心思っています。録画までして観る余裕もなく、とはいえそのままの時間帯で観たらリズムが崩れ、数日間パフォーマンスの悪い時間を過ごすことが嫌とも事務所スタッフ談)。
会場は母校、早稲田大学近くの喫茶ぷらんたん。コロナ禍で傾きかけたお店をどうしても守りたいという有志がクラウドファンディングで継続させたというこの場所が会場です。
開催地が東京で、33歳以下限定のイベントということで対象となる方が少ないかも知れませんが、思い当たる方がいらっしゃいましたらお声かけいただけたら幸いです。「朝生」のような激論が苦手で、だから政治は近づきづらいと思っている方、政治家には自分たちの思いは届かない、ああいう議論ができる男性や強く言い返せる女性しか政治家にはなれないと思っているかつての私のような方にご参加頂けたらと思います。