2024.08.06 14:44
「叱る依存が止まらない」などのご著書がある臨床心理士、村中直人さんの講演会が秋田市にて行われます。
私は以前村中さんのお話を聞かせていただいたことがありますが、現役の子育て中の身として非常に感銘を受けるものでした。
日本においては、2020年に家庭内での体罰が法律で禁止されることとなりましたが、今でも街中で子どもを叩いたり大声で叱咤する場面に出くわしてドキッとさせられることがあります。
虐待などの事件が報じられる際に、虐待をした保護者が口々に語るのは、「しつけのためにやった」という言葉。行き過ぎた言動は子どもを傷つける虐待、そう思っていはいても、学校での体罰すら容認されていた時代に育ってきた私たち世代が子育てをする中で、それ以外のやり方、子育てやしつけの方法として、ではどのような方法があるのか、どうしたら子どもの学びや育ちに利するのか、日々の子どもとの暮らしの中で悩むばかりです。
村中さんのご講演はこうしたことに科学的な裏付けを持って解を与えてくださるもので、公私ともに学びの深いものでした。
今回は、今月17日に出版予定の村中さんの新著のテーマである「子どもたちの多様な学び」についてのお話を中心にお聞かせ頂けるとのことで、私自身も今から楽しみにしています。
村中さんは、ワーケーションで訪れた五城目町に惹かれ、毎年五城目にご家族で滞在するという県の関係人口のお一人でもあります。そんなご縁もあり、今回、私も発起人の一人である「秋田のまなびを考えるネットワーク」の会員の方が村中さんにお願いし、この講演会を主催することとなりました。
現役子育て中、孫育て中の保護者の皆さん、学校関係者をはじめ、子どもと日常的に接する職業につかれている方々、教育のあり方について思うところのある方々に是非お聞きいただきたい貴重なご講演です。多くの方のご来場をお待ち申し上げております。
申し込み先のリンクをコメント欄に掲載します。
後日配信となるYouTubeでの視聴をご希望の方も、YouTube視聴専用の申し込みを用意していますのでご検討いただければと思います。
<講演会詳細>
日 時: 8月25日(日)午前10時〜12時
場 所: アトリオン B1多目的ホール
参加費: 1500円(後日YouTube視聴の場合は1000円)
申し込み〆切: 8月15日(木)
コメント欄に入れる申込先リンク→