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年末のご挨拶

2024.12.27 16:00

年の瀬も押し迫り、皆様お忙しくお過ごしのことと思います。

本年も皆様からご厚情を賜りましたこと、コメントやメッセージであたたかい応援を賜りましたことに心から感謝申し上げます。また、夫の選挙の際に様々な形でご支援を頂きました皆様にも改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

秋田をはじめ各地で昨年とは打って変わって雪の多い冬であることが報じられており、豪雪地である横手市の実家の父からも悲鳴が聞こえてきます。

臨時国会がクリスマスのあたりまであったことで、12月も秋田と東京とを往復しながら、飛行機でたった1時間の距離でありながら、東京に降り立てば晴天の青空を見て、同じ国とは思えないなあ、不公平だなあと感じてしまう日々でした。

所属する農水委員会でも、雪の降らない九州などの出身の大臣が多かったため、幾度となく、冬の半年を雪に覆われるところと二毛作が可能なところを同列に論じないでほしいと雪国の苦労を伝えてきましたが、この2年半で4度も大臣が変わり、結果として理解されぬままになってしまったと、この空の違いを見ながらため息をつくこともありました。

国会も閉じ、来年の任期満了を控え、この1年のみならず、議席を与えていただいた5年半のことを振り返っております。出来たことと出来なかったこと、要望を頂いてもなかなか叶えられなかった時に覚えた心の痛みや申し訳なさが胸に去来します。

来年50歳を迎えることもあり、気力体力が充実しているここからの10年どうあるべきなのか、議員として、また母親として、娘として与えられている役割を思っています。

年末年始、厳しい状況にある方々があることを覚えつつ、社会で最も苦しい立場に置かれた方達のために何ができるのか、自らの今後の役割を考え過ごしたいと思います。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

2024年12月

てらたしずか

写真:国会の閉会日に、青空の東京・国会議事堂で


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