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夫・衆議院議員寺田学に関するお知らせ

2025.09.19 09:54

夫である衆議院議員の寺田学は、次の選挙に立候補せず、今期限りで引退することを発表しました。
2003年の初当選から、議員歴20年となる夫を長年ご支援いただいて参りました皆様に謹んでお知らせ申し上げますとともに、今後にご期待を頂いていた皆様には深くお詫びを申し上げます。

夫か私のどちらかがこの世界を去ることは、夫婦の間では、数年前から断続的に話してきたことではありますが、親しい皆様にも直接お伝えする時間もないままこちらでご報告することを心苦しく思います。
私が参議院議員となった6年前から、特にコロナ禍が明けて以降、主に週末が中心となる地元活動を子育てをしながら2人で両立を図ることの難しさを感じてきました。
秋田県全域が選挙区である私は、全県各地から様々な会合のお招きを頂きます。そうした会に私が参加をするため夫が子どもの面倒をみる場面も増えてきて、秋田市を選挙区とする夫の地元活動が乏しくなり、それは近年の夫の選挙結果にも現れ、妻として忸怩たる思いを抱いてきました。
一時は、私が2期目に出馬しないことも含めてあらゆる可能性を真剣に検討し、話し合って参りました。子供が学齢期となって以降は、子供の予定もあり、毎週末秋田に連れ帰り地元活動に出向くということも難しく、また、子供の権利を守るために働きながらも我が子には犠牲を強いるということも私たちの本意ではありません。私自身としては、この世界の経験が長く、交渉能力にもに長け、永田町内外で多くの方々と信頼関係築いてきた夫にこの世界に残り続けてほしいとの思いがあることも事実です。ただ、様々な理由がありながらも、最終的に、「女性が不足している国会にはあなたが残るべきだ、特に、秋田の女性国会議員は1人だけなのだから」との夫の強い意志もあり、今回の結論に至りました。

思えば、夫は20代での初当選以降、30代で与党で総理補佐官を経験し、睡眠時間がほとんど取れないようような苛烈な忙しさの時期もありました。様々な経験を重ねてきた夫と話をしながら「議員としての職は信じられない機会を与えてくれるが、人生から多くのもの(家族との時間など)を簡単に奪う」として7年前に引退した48歳のアメリカの男性議員のことをいつも思い出していました。夫にしか出来ないことを成し遂げるために同じ世界に留まってほしいとの思いはありますが、同時に、物事の優先順位を常に意識しながら仕事と人生に向き合い、熟慮を重ねてきた夫の夫らしい判断を尊重したいとも感じております。

公私共にかけがえのないパートナーである夫と、形は変わりながらも、これからも支え合いながら共に秋田と日本のために働いていきたいと思います。
解散もしくは任期満了まで、夫の議員としての仕事は続きます。夫婦共々これからも皆様からの温かいご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。


2025年9月19日
てらたしずか

夫の声明は下記にリンクを貼っております。

https://www.facebook.com/teratamanabu/posts/pfbid0PrTid8cs9

K1bNaMDrJNTtsznHBF8A1ZGaGKRKVKtW5qrX4msvWYA7kiusr4ku2Wsl


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