2019.05.03 19:40
今は離れ離れが多い我が家ですが、GWはできる限り一緒に過ごそうと、夫の用事に家族で同行して念願の秋田犬本部展覧会にお邪魔してきました(前泊は北秋田の縄文の湯、心地よい宿でした)。約200頭もの秋田犬を一度に見られる貴重な機会。ザギトワ選手への贈呈が話題となったり、今日は朝青龍関への贈呈もあり、県内外の愛好家はもちろん、ひと目秋田犬を見たいとの犬が大好きな方たちが集っていました。
子どもの時から犬と猫がいなかったことがないというほど、動物好きの家で育った私と弟は、猫を拾ったり、「貰い手がなければ保健所に」と言われた友達宅の犬を自宅に連れて帰ってきて叱られる日々。それでもいつも、飼ってくれる人が見つかるまで、などといってなし崩し的に家族の一員に迎えていました。思い返せば、今まで拾った犬と猫は計10匹。そのうち、本当によそに貰われていった2匹を除き、人生を共にした犬猫は8匹です。不登校の寂しい時期、泣いていると必ずそばに寄ってきてその背中で涙を拭かせてくれた猫のミュウ、気晴らしの散歩によいパートナーだった犬のミルクの二匹には、本当に辛い時期を励ましてもらい、今も手や頰にその感触が残っているよう。
県内の犬猫の殺処分数は年々減ってきており、行政の方のご尽力、いぬねこネットワーク等民間団体の方のご活躍には頭が下がるばかりです。
我が家のみならず、応援してくださる方のお宅へのご挨拶回りをしていると、思いのほか犬猫がいるお宅も多く、逃亡防止の工夫のあれこれも散見され、みんな大事な家族の一員なんだなとほんのり心が温まります。
イギリスにこんなことわざがあります。
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、
子供の良き守り手となるでしよう。
子供が幼少期の時、
子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、
子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって、子供に命の尊さを教えるでしょう。
私の人生の傍にいつも犬と猫がいたことを思うと、譲渡会の案内を目にしたりするたびに「我が子にも。。」と思いますが、東京との行ったり来たりも多く、現実的には厳しい選択と諦めています(ただ、横手の実家には、これまた譲り受けた猫が一匹おります)。
今日の秋田犬展覧会、ほんの短い時間ではありましたが、多くの愛犬家の方と触れ合うこともでき、安らぎを頂きました。