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私の精一杯を

2019.07.04 14:09

最近の一番の緊張のもとであった公開討論会や政見放送の収録を終え、また、以前集会にこられた方が企画してくださった飯田川での集会、そして、最後にどうしても直接想いをお伝えしたかった新屋地区での集会を終え、本番前の活動に一区切り、今日から選挙戦が始まりました。

今日まで本当に多くの皆さんにお支えをいただき、励まされ、祈られて、元気をもらって活動を続けてこられたことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ご家族の介護をされている方、お子さんを亡くされた方、介護の末に家族を看取った方、植物状態の家族を介護している方、障がいを持つお子さんを必死で育てている方、ご自身の虐待された経験を語って下さった方、ひとり親家庭で苦労されている方、そして、各地でこうした困難に当たる方をサポートするために立ち上がった方々。本当に沢山の皆さんとの出会いがありました。直接お会いしたり、このフェイスブックを通じたりして皆さんと親しくお話しをさせていただき、私はまた深く、秋田を、日本を信じてみようという気持ちになることが出来ました。明日が今日より良くなることを信じて、諦めずに皆さんと一緒に頑張っていきたい。そう思うことが出来ました。

歳をとれば、誰もが耳が遠くなったり、足腰が悪くなったりして、少しずつ不自由を抱えていきます。また、一方で、生れながら障がいがあったり、人生の早い段階で病気や怪我で働けなくなる方もあります。介護、介護による共倒れや離職、ひとり親家庭での苦労や、経済的な困難、虐待、子供の貧困、不登校。人生の中にはたくさんの困難があります。こうしたことを自己責任だといって片付けるのではなくて、一つひとつに手を差し伸べられる、優しい社会を私はつくりたい。そのことが、秋田の明日の確かな安心と発展につながると確信しています。

介護も、子育ても、女性を取り巻く環境のことも、変えなければならないということに与党も野党も異論はありません。
ではどうして前に進まないのか。
これは、なにより当事者が政治の現場にいないこと、これらの課題を自分のこととして解決していこうとする政治家があまりにも少ないことが原因だと私は考えています。
イージス・アショアのことも同じです。
私は、自分の子どもを含めて、秋田の子ども達に、イージス・アショアのある未来を手渡すことはしたくない。
それは、私の考える「誰もが安心して暮らすことができる秋田」に全くそぐわないものだからです。

ひとりの県民として、ひとりの母親として、生活の不安や悩みの切実さを知るひとりの女性として、こうした課題の解決に向けて全力を注いで参ります。
どうか皆さんからお力を貸していただけますよう、心からお願い申し上げます。

7月4日
お昼休憩の合間に

てらたしずか


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