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少しだけ特別なパスタ

2019.07.25 14:05

選挙後数日が経ち、慌しいながらも日常の生活に少しずつ戻ってきました。
心身の疲れもようやく自覚できるようになってきて、選挙カーに17日間、10時間以上乗っているという状態で痛めた足腰の痛みを感じたり、目覚ましがなければ永遠に眠っていられるような眠気が襲ってきたり(通常は7時間は寝ないと寝不足感が残るのですが、選挙中は寝たくても5、6時間で目が覚めてしまいそれ以降は頑張っても眠れませんでした)。

昨日少しだけご挨拶回りをさせていただきましたが、長時間の車移動はまだ足腰が辛く、早めに切り上げました。今少し皆様には失礼をいたしますがどうかご容赦くださいませ。

選挙戦終了と同時に夏休みに突入した子どもと共に、昨日のお昼は新屋の「ボンカフェ」にお邪魔しました。

雑誌のカフェ特集などにも何度も登場している美味しい生パスタがメインのこのお店ですが、実は障がい者福祉法人が運営しており、障がいを持つ方が働いているお店です。

パスタはとても美味しく、新屋の川を望む景色も美しく、同じ法人がやっている美味しいお豆腐やパンも店内で買うことができます。

内装外装ともにごく一般的なおしゃれなカフェで、いわゆる「障がい者福祉」関係のところには見えません。

店内に掲示されている広報誌を見ると、カフェを作るとき、こんな場所に作っても人は来ないとか、もっと中心部に作ればとの意見もあったそう。でも、この川を望む景色がよいからとこの場所にしたとのこと。

よいものを作れば人はくる、美味しいものを作れば売れる、そうすることで働く人の工賃を増やすことができる。
利用する側の私たちも、単に美味しいものをいただいているだけなのに、ほんの少し良いことをしているような気持ちになることができる。こういうことをコツコツと実現する人がいることで真に地域や社会が変わっていき、そこに住む人たちに大きな恩恵があるのだと頭が下がるばかりです。

いただいた責任の重さをかみしめつつ、私に想いを託してくださった皆さんのご期待に沿うように活動をしなくてはと改めて思った昼のひとときでした。
これからも、いままで声をあげられなかった方々からの声に耳を傾けて、誰しもが安心できる社会を作るために頑張って参りたいと思います。

7月25日

てらたしずか


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