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近況のご報告

2026.04.15 14:12

秋田も美しい桜の季節を迎えました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

1月の解散総選挙の報以降、加速度的に忙しさを増し、解散に伴う夫の引退やこどもの中学校入学といった私個人の個別の事情もあり、目まぐるしい日々が続いていました。

夫の議員会館事務所の撤収では、私の部屋に書類などを移動させたり、不要になった家電等を当選された方に引き取っていただいたり処分したり。夫のスタッフの今後のことを含めた事務所体制の変更、地元事務所の移転等の準備。国会では、私自身の会派入りに伴い、所属委員会が増えたこと、これまで所属してきた委員会とは全く違うこともあり、一つずつ下調べも必要で勝手がわからず苦労することも。また、これまで所属してきた議員連盟など複数で役員を拝命し、これもそれぞれが法改正や大きなプロジェクト等を抱えています。加えて、夫が事務局を務めてきた議員連盟の引き継ぎの整理にこどもの入学準備などもあって、毎日があっという間に過ぎ、ここ数ヶ月は記憶にないほどの忙しさでした。

とりわけ、児童の養護と未来を考える議員連盟 では、事務局長を拝命し、自身の知識と力不足、頭の回転の遅さを恨みながらも、実親に頼ることができないという、人生の最初に厳しい逆境に直面するこどもたちをどう支援するのかということを考え、この分野の専門家の皆様から教えを乞いながら、様々な書類に向き合う日々です。

昨年の選挙前から事務局次長を拝命していた医療的ケア児者支援議員連盟も、更なる法改正を控え、論点整理と活発な議論が続いています。その中で、医療的ケアを必要とし、実親にも頼れない、いわゆる社会的入院が続いているこどもたちの存在が浮き彫りになりました。先日も少しご報告した通り、「社会的養護+医療的ケア」のいわば二重の困難によって、受け入れ先が見つからず、医療上の必要はなくとも病院のナースステーションの片隅などが実質の生活の場になっているというこどもたちが全国に存在しています。周産期医療、新生児医療の発達により、救命される赤ちゃんが増える一方で、日常的に医療的ケアを必要とするこどもが増えて、医療的ケア児を抱える家庭への支援が手薄であるがゆえに保護者に過重な負担がかかっていることなどは、まだまだ社会の中では認知度が低い課題であろうと思います。24時間医療的ケアの必要な弟を自宅で看護・介護した母の苦労を見てきた当事者として、また、両方の議員連盟に所属し議論に参加してきた者として、二重の苦しみを抱えるこどもたちの日常に少しでも光をもたらすことができればと思っています。

また、社会的養護の手前にある、今も続く新生児遺棄の課題、病院にしか身元を明かさない内密出産と、「こうのとりのゆりかご」「ベビーバスケット」(いわゆる赤ちゃんポスト)も、妊娠期からの保護と受け入れ先の経済的負担、出自を知る権利の保障や、そもそもの法的整理など、膨大な課題を抱えています。制度が追いつかず、今は病院のご厚意に甘えている状態があることから、対応は待ったなしです。

さらにその手間である、予期せぬ妊娠を避けるため、また、SNSの時代に、こどもを性犯罪の被害者にも加害者にもしないための包括的な人権教育である「生命の安全教育」も、思春期のこどもを持つ親として学校教育で徹底してもらうことの必要性を痛感しています。親が自分のこどもに伝えるのは難しく、我が子に教えるだけでは我が子を守りきれないからです。こちらも、国際人口問題議員懇談会のなかに置かれた「生命の安全教育プロジェクトチーム」の事務局長として、専門家の皆さんからお知恵を頂きながら、こどもたちに正しい情報に辿り着いてもらうための方策を保護者としての立場からも懸命に考えています。

夫が事務局長を務めてきた多様な学び議連も、教育機会確保法成立から10年の節目を迎えました。滋賀県などを中心に自治体が独自に行っている学校外のこどもたちが過ごす場所への更なる支援や、そもそもの学校を一人ひとりのこどものありのままを受け止める場にすること、次の法改正を求める声も上がっています。不登校経験者としては切実な課題であり、不登校児の増加とともに関心を持つ議員は増えながらも、不登校そのものの理解を深めてもらうにはどうしたらいいか、こどもたちの最善に繋げるための努力を続けています。

このほかにも、貧困や教育格差、子育て支援充、障がいのあるこどもたちと親なき後のこと、共働きが多数派である時代の放課後の居場所など、こどもを取り巻くものだけでも膨大な課題が目の前にあり、圧倒されるように感じることもあります。私にできることは多くありませんが、県内選出の議員の方々との役割分担を考えながら、一つずつ、目の前にある課題に着手しています。あまりに手を広げ過ぎては何も生み出すことができないということも肝に銘じながら、選択と集中を繰り返し、議員としての先輩である夫とも力を合わせ、思春期を迎える我が子の日々の心の動きにも気を配りながら、親としての実感を活かして一人ひとりのこどもたちの今と未来のための政策づくりに邁進していきたいと思います。

写真は、国際人口問題議員懇談会「生命の安全教育プロジェクトチーム」会合にて。この日は「尾木ママ」こと尾木直樹先生もお越しくださいました。


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