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想いが募るまで

2019.10.04 14:06

本日、臨時国会が開会いたしました。
先の国会は、参議院選挙後の儀礼的な国会であったこともあり、今回が当選後初めての本格国会となります。

国会における会派に関しては、熟慮を重ねた上で、特定の会派に所属することなく引き続き無所属の議員として活動していこうと決めました。選挙後2ヶ月余りにわたり、東京との行き来をしながら、地元活動の傍ら、無所属でもできることと、できないことの整理をしてまいりました。大きな所帯に属することは活動の広がりや安心感なども得られると思います。ただ、まずは失敗を恐れず一人自身で出来ること、そして、あるとするならば一人で活動することの限界を自ら体感し、その実体験を踏まえて、その後の身の振り方を確信をもって選びとっていきたいと思います。

無所属で活動することに可能性も感じています。
いま準備していることの一つに、イージス・アショアに係る資料があります。配備候補地である秋田市の新屋演習場が、どのような場所であるかを議員の皆様に示す資料です。議員によって賛否は様々あると存じますが、如何に住宅地と近接しているか、その事実を認知していただき、あの場所が適切ではないということをご理解いただけるよう、与野党すべての国会議員に対して働きかけようと考えています。
また、昨日は、里親制度に関する研修会が自民党本部で開催されていたので、参加をさせて頂きました。場所が自民党本部であることや、共催者の一つが自民党の議員の方々で組成されている議員連盟であることに若干の躊躇がありましたが、以前もこのページでお話しした通り、強く関心を抱いている社会的養護に関する研修会だったため、折角の機会を逃したくないと思い参加して参りました。
この問題に大変造詣が深く、大臣として家庭的養育に舵を切る大きな法律改正を成し遂げられた塩崎元厚生労働大臣から、制度を取り巻く歴史的な経緯と近年の改正と当時の議論、その背景となった問題意識、現状の課題等をお伺いできたことは私にとって本当に貴重であり、また、シンポジウムに登壇された多くの関係者のお話も拝聴し、最後には偶然、故郷横手市でこの分野で働いているという旧友らに出会うこともできて、非常に有意義な機会となりました。

特定の会派に所属していると、どうしても与党野党の対立軸の中で活動が収斂していく懸念もあり、無所属として壁なく様々なことに取り組み働きかけられることに、一歩ずつではありますが、可能性を感じているところです。

無所属の一人会派で活動することに若干の心細さはありますが、時が経つにつれて活動の広げ方、作法等が見えてくるものと感じています。ここは、既存の永田町の常識に自覚なく従うことなく、想いが募るまで無所属の議員として頑張ってみようと思っております。

写真は、国籍法の改正についての請願の説明を受けているところ。秘書時代にご縁をいただいた方から今度は議員として説明を受けました。


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