ほとんど雪のない昨年末から、大寒、いよいよ本格的な冬の到来。

雪が降ることは除雪や交通機関の乱れなど、住む側にとっては多くの労力と神経を使うところではありますが、

一方で雪国らしい素晴らしい景色を作っていることも事実。

正月明け、仲良くしている東京の友人家族が秋田にやってきました。

友人家族は東南アジアの海外駐在が長く、子ども達も雪に触れ合うのはほぼ初めてとのこと。

スキーがしたい。

雪合戦がしたい。

雪だるまを作りたい。

そのような要望に応えて、仕事の合間を縫って我が家も田沢湖スキー場に。

当時は雪不足とはいえ、友人一家の感嘆の声に気付かされる道中の車窓からの眺め、スキー場の雪景色とそこから見える田沢湖畔は格別の景色でした。

その後、乳頭温泉郷で豊かな積雪の中で、子ども達の念願の雪合戦と雪だるま。

秋田で生まれた私にとって、雪景色は見慣れたものではありますが、雪の醸し出す美しさには目を奪われます。

とはいえ、生活者と地域にとっては除雪の苦労は大きな負担。私もギリギリに時間に家を飛び出てから、車にこんもりと積もった雪に慌てることも。

歳を重ねた父親からは「もう雪寄せは今年で限界かな。来年は除雪機を買わないといけないかもしれない」とのこと。

来月は各地の冬のお祭りが控えています。この時期、雪かきに精を出す横手の父を含め、多くの方が事故なく冬を乗り越えていけることを祈っています。

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