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活動を始めて三ヶ月

2019.05.27 17:49

選挙に向かうことを決めてからちょうど三ヶ月が経ちました。この間、季節は変わり、毎日白鳥を見ながら全県を歩いていた頃を懐かしく思います。梅の花の香り、桜、水仙、やまぶきにすずらんに藤の花。応援してくださる方のお宅などを訪問する中、うつろう季節の美しさを眺めてきました。

ただ、大切な家族や友人はもちろん、お世話になってきた方、応援してくださる方など、多くの方に迷惑をかけ巻き込んで進んでいることに心苦しさを覚えます。
毎朝子どものお弁当を作り、園の準備をして送り迎えを引き受けてくれている夫。どうしても間に合わない時にピンチヒッターを引き受けてくれるママ友。兄弟がいなくて土日を持て余してしまう我が子と遊んでくれるいとこ家族。そして、環境の変化に戸惑いながらも元気に遊んでくれる我が子。実家に帰れば、お世話になった方から寄付が届いていたり、ヘパーデン結節という病気のため動かしづらくなった手なのに、苦労をしながらあちこちに手紙を書いている母。
また、友人たちは、仕事の付き合いなど様々なしがらみもある中で、Facebookに応援のコメントをくれたり、会社に呼んでくれたり、広報物をまわしてくれたりーーー。

実は活動を初めて一ヶ月ほど経ったころ、そうした色々なことが心に積もって気持ちがぐっと重くなったことがありました。私一人の決断が、あちこちに迷惑をかけている。日本人なら誰しもそうだと思いますが、「人に迷惑をかけるな」と言われて育ってきていて、そうした様々なことがあまりにも重く感じられ、改めて選挙に出るということのとんでもなさを実感し、引き受けたことの重大さに気持ちが塞ぎました。そのせいなのか、原因不明の発疹とかゆみに悩まされる日々。

それでも、多くの方々から「頑張ってね」「広報誌読んだよ」と声をかけられ、時にはこのフェイスブックでご自身のご苦労や悩みを打ち明けてくれ、「期待してます」と気持ちを寄せて頂くことで、少しずつまた気持ちを立て直すことができました。それと同時に発疹なども落ち着き今に至ります。
いままで子どもの風邪をもれなくもらい、特に冬や季節の変わり目に風邪でつぶれていたここ数年の私でしたが、引き受けたことの緊張感からなのか、今では熱を出すこともなくここまで元気に活動が続けられています。
40歳を超えて、まだまだ新しい自分に出会うことがあるのだと新鮮な気持ちです。

来月からは全県全市町村での集会が始まり、今までで最もハードな一ヶ月になると思います。
大きな組織もなく、支援してくださる団体も僅かな私にとって、頼れるのは皆様お一人お一人。
今後もご迷惑をおかけするかもしれませんが、懸命に思うところをお伝えし、ご期待に沿うべく頑張って参ります。

寺田静


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