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若い世代から

2021.05.28 18:06

今日は、環境問題を含めて様々な社会問題に積極的に活動、発信をされているdept代表のeri(永井絵里)さんとお会いする機会をいただきました。
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eriさんは、元々関心のあった環境問題に関して、主に若い世代の意識を変えたいと、多くの方を巻き込んで積極的に発信をされています。
気候変動に関しても勉強するうちに、そうした情報を一手に得られる場所がないことを知り、ポータルサイトを作ることも計画しているとのこと。
先日発表された日本の二酸化炭素排出削減目標46%という数字が出た時には、政府に自分たちの声が届いていないと感じ涙が出たと仰っていました。

もっと、自分たちの声を政治につなげる努力をしなければと真剣に語る姿に、胸を打たれました。

国立環境研究所の江守氏は、「なぜ日本人は気候変動問題に無関心なのか?」と題した論説の中で、日本には、諸外国のように環境問題に本質的な関心を持つレオナルドディカプリオのような有名人や政治家がほぼ存在しないことを嘆き、また、環境NGOなども日本の社会の中では十分な認知がなく、多くの人たちが「自分とは関係ない極端な主張の人たち」だと思っている印象だと述べています。

私は、そうした中で、ファッションの世界にいるeriさんのような方が、環境問題に関して発信をすることは、主に若い世代を巻き込む大きな可能性であると感じます。

最近では女性誌でも教育や障がい児を取り巻く課題、育児と仕事の両立のジェンダーの特集が組まれることが増えてきたようにも思い、こうしたところの意思決定層にわずかではありますが、女性が増えてきたことによる変化であるとも感じています。

先日の環境委員会の参考人質疑では、与党推薦の参考人が、今までの世代は今日明日のことまでしか考えられなかったが、グレタさんのようなもっと先の未来を考えて行動する若い人たちが出てきたことは希望であるというようなお話をされていました。

今日の出会いに感謝しつつ、国会終盤の残り3回の質疑に臨みたいと思います。


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