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小さなお客様

2019.10.24 20:03

お蔭様で国会事務所には多くのお客様がいらっしゃいます。

本日の来訪者の一人は5歳の統也くん。
実は、スタッフとして働いてくれている麻理さんのお子さんです。

麻理さんは9歳、7歳、5歳の男の子のお母さんです。
子育てを経験された方ならご存知と思いますが、この年次の男の子を、しかも3人!育てることの壮絶さたるや、頭が下がるところです。

統也くんが普段通っている幼稚園が一週間の秋休みのようで、かつ、いつも休みの時に預けている場所の空きがなかったとのこと。彼女は必要であれば自宅で働くこともあるのですが、この日は事務所でないとできない仕事があり、結果として、国会事務所に連れて来たのでした。小さな来訪者はじっとしていることは出来ないので、ママこれなーに?おなか減ったーなどギャーギャー言いながら。

子育てしながら働くことを、政府としても積極的に推進しています。
徐々にではありますが、制度もととのってきました。しかし、子育て中は子供が急に熱を出したり、学校が休みになったり、いろいろなことが頻繁に起こります。そんなときに当事者に申し訳なく思わせる職場ではありたくないと思っています。それには子どもを連れてきても、早く帰っても気持ちよく仕事できる雰囲気が大事だと。
新聞記者を退職後、子育ての為に長く専業主婦をしていた彼女が他のスタッフとフォローし合いながら、「あーなんて私は恵まれているんでしょ」と楽しそうに働いている姿には、私も勇気づけられます。

先日は、子育て仲間のママから、この一週間でスーパーでの買い物時、ファミリーレストランでの食事の際と立て続けに赤ん坊の声を注意されたと落ち込んだ話を聞きました。注意されたのは、1歳になったばかりの男の子。私も子供を授かるまで本当にはわかっていなかったと感じますが、ある程度の年齢になるまで、子供が声をあげるのは一定程度避けようがないことです。
様々な政策誘導も大切ですが、赤ちゃんへの視線が温かいものになること、社会全体が子供を許容する空気があってはじめて子供が増えていく国になると痛切に感じます。


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