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こどもの碑

2026.10.14 15:30

今月初旬の秋晴れの日、子どもの死亡検証を進める会の皆さんとともに、小平霊園の中にあるこどもの碑(いしぶみ)にお参りしました。
こどもの碑には、親による虐待や、親の死亡、収監、薬物による問題や精神疾患などの理由によって生みの親と暮らすことができず、児童養護施設などで育ち、引き取り手のないこどもたちの遺骨が約100柱埋葬されています。

虐待が疑われるものに限定せず、事故等も含めたこどもの死亡事例について、その死の背景にあるこどもたちが遺したメッセージ、なぜ・どうして・どのような経緯で命を落としたのか、そして、どこで・どの時点で・どうすれば救える可能性があったのかを検証する事は、そのこどもに関わった関係者にとって重く苦しいことです。ただ、次に同じような事故や事件でまた一つ新しい命が失われることがないよう、多方面から検証することは何より大切です。関わった方々を責めるのではなく、今後防ぎ得る死を一つでも減らすために必要なのが、こどもの死亡検証:チャイルドデスレビュー(CDR)の大きな意義です。

先日もまたこども園の給食での事故で尊い命が失われたことが報道されました。
医療技術の発達で、世界でも低い周産期死亡率を誇る日本ですが、そうして助かった命が防ぐことのできる事故や事件で失われることがないようにする取り組みは、残念ながらまだ十分ではありません。限られた財源の中で効果的な政策を推進するためにも、科学的なデータによる裏付けがかつてなく重要性を増しています。少子化が続く日本にとって、生まれてきた一つの命も無駄にする余裕は残されていません。現在、こども家庭庁の検討会でチャイルドデスレビューの議論が進んでいます。

碑のもとに眠る幾多のこどもたちの魂に手を合わせながら、チャイルドデスレビューが一刻も早く全国で十分な形での実現が叶うよう政治の場でも牽引をしていきたいと誓いました。


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