2026.09.16 16:18

来月からの臨時国会開会を前に、国会事務所で様々なヒアリングや意見交換などを行なっています。
この日は国連人口基金(UNFPA)の日本事務所長である成田詠子さんにお会いしました。
「すべての妊娠が望まれたもので、すべての出産が安全に行われるように」と、性と生殖に関する健康を推進するUNFPAですが、成田所長とは問題意識や興味関心、そして歳が近いこともあり共通の話題が多く、折に触れて意見交換をさせて頂いています。
性と生殖に関する健康と権利に関わる課題は、人間の尊厳の根幹に関わるもので、人口の増減に大きく影響を与えています。女性が望んだ時に望んだタイミングで望む数の子どもを授かることが出来ることが最も人口の安定に寄与するという考え方は、32年前の国際会議での共通理解となっていますが、そのために各国で必要な環境が整っているかというと、今もそうとは言い難い状況があり、日本もその例外ではありません。少しずつ前進はしているものの、一部の国ではそれに逆行するような動きがあることもまた事実です。3歩進んで2歩下がるといった現状は大変厳しく、バックラッシュの激しいテーマであるだけに、積み上げられた科学的な事実や国際的な理解をもとに政策実現を図ろうとする人たちと広く手を取り、何が有効で何が失敗したのか、そこから学べることは何かといった知見を共有し共に歩むことが欠かせません。
秋田にある国際教養大学にはSRHRを考える「リプロプロ」という学生サークルがあることなどもお伝えしながら、共にできることを考えていきます。