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その小さな声も大切な声

2021.07.21 12:47

議席を頂いた参議院選挙から、今日でちょうど2年。
託された役割を果たしきれているか、日々自問自答しております。

昨年早春から始まったコロナ禍。年齢や職業を問わず、世界中で多くの人が深刻な影響を受けました。
日本もGDPが戦後最大の落ち込みに。飲食店や旅行・観光業などがまっ先に影響を受け、規模を問わず、多くの商業施設や医療機関までもが打撃を受けました。
国や自治体で様々な支援策が繰り広げられたものの、その多くは不十分で、多くの人が先の見えない不安に襲われました。

そんな中、公表されたデータでわかったのは、女性と子どもの自殺が増加しているというもの。
こうした非常時には、より弱いところにしわ寄せが行き、その声はなかなか表に出てきません。

「夫の会社が傾き、子どもの進学を断念せざるを得ない」
「パートの自分はシフトを減らされて収入がほぼなくなった」
「望まない妊娠をしてしまった」

「学校 行きたくない」という検索がインターネットで増えると、そのあとに子どもの自殺が増えていることもわかりました。

政府の表層的な支援策では救いきれていない、苦しい立場に追い込まれた女性や子どもたちの声が聞こえてきます。
こうした声の一つひとつ応えることで、この社会を変えていきたい。

その「小さな声」も大切な声。

明日から始まる議員3年目。
私にしか届かない小さな声があると信じて耳を澄ませ、一つひとつ大切に受け止めて行動していきたいと思います。

7月21日
てらたしずか

写真は2年前の選挙の最終日。全県の多くの方からの想いを授かりました。


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